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2007年07月27日


ホームレスから億万長者となり、アメリカンドリームを実現させた実在の人物、クリス・ガードナーの半生を基に描いた感動作。『メン・イン・ブラック』のウィル・スミスが人生の最も困難な時期を愛する息子とともに切り抜けた主人公を熱演。彼の実の息子が息子役を演じているのも見逃せない。監督はイタリア映画界の俊英ガブリエレ・ムッチーノ。単なるサクセスストーリーではなく、父子愛のドラマとして描き上げた監督の手腕に注目だ。


Yahoo!映画「幸せのちから・あらすじ」

ホームレスから億万長者となった実在の人物である「クリス・ガードナー」の半生を描いた感動作です。

見た感想ですが、ん〜感動しました。

思った感じと少し違う部分にスポットがあたっていたのですが、「ジョンQ」の様な親子愛に似たものがありました。

こういう、映画はパワーをもらえますね。
自分もやらなきゃ!という気にさせてくれます。

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2006年08月18日


ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ
高城 剛

ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ
高城剛 まぜる!!マルチメディア―課外授業ようこそ先輩 別冊 グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501) テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0 ヒルズ黙示録―検証・ライブドア Web2.0でビジネスが変わる
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まず、10年以上前に、コンテンツの時代は終わった。ミリオンセラーのCDなんてなくなるし、それより『彼氏からのメール』のほうが、コンテンツ価値高いから。エレキギターがロックを生み、ビデオがMTVを作り、コンピュータはなにを生むのかと思いきや、株価アップの道具に成り下がってしまった。だから僕の立場というのは、もう一度コンピュータを通して、新しい文化を考える、生み出すということですね。
ハニカム -高城剛インタビュー記事より-


先日ハニカムで高城剛氏の記事をみて、ひきつけられる物がありました。その勢いで、12年ぶりに書き下ろしたという、「ヤバいぜっ!デジタル日本」(¥660)をAmazonで購入して読んでみました。

本では、これからは経済に変わって文化が日本を引っ張っていくという事が書かれています。世界的に見ても、台湾も日本ブーム、NYやロンドンの先端を行ってる人達は常に渋谷・原宿をウォッチしている。

時代はハイブリッドな新しいスタイルを求めていて、技術でいうなら「あわせる技術」がポイントになるとの事。

スタイルについてわかりやすいのが、iPodの成功です。楽曲単位で音楽が購入出来て、持ち運べる。これらの提案が成功したという事であり、iPodの勝利とはスタイルの勝利だという。

また最もわかりやすかったのは、携帯電話です。もはや単なる「携帯電話」ではなく、メール、ラジオ、テレビ、カメラ、財布機能も付いている。このハイブリッドな複合機を使いこなすスタイルの先頭に立っているのが日本人だという。

テクノロジーや経済ではなく、「文化=スタイル」で次の日本を引っ張れというのが『ヤバいぜっ! デジタル日本』の大きな提案になっています。

世界を旅しながら、大量のコンテンツを消費し、すでにテレビも見ない、ITも終わりという高城氏の考え方は、自分にとっては新しい物でした。

内容的には、Web2.0的な内容はほとんどありません。スタイルや、インターネットの概念、今後の可能性について述べられています。

「ウェブ進化論」を始め、Google、Web2.0、広告、テクノロジーに関する書籍がたくさん出ていますが、それらと切り口が違って、個人的には楽しめました。iPodやIPv6など過去から未来にかけてのスタイルや、成功例が盛りだくさんで、それだけでも十分楽しめる内容です。

まずはハニカムの記事を読む事をおすすめします。その後に興味がある方は、Amazonなどで購入してみて下さい。

2006年07月15日


デジタル音楽の行方
デジタル音楽の行方

テクノロジーが可能にする「音楽の未来」と、それを拒む音楽業界。ITが可能にしたインディーズレーベルの新たな音楽ビジネスモデルなど。アーティスト必読とされる著書です。

おもしろかったのは、ウェブを活用すれば、アーティスト自身が独自の方法で、音楽を流通出来る仕組みが整いつつあるなど、アーティストにスポットがあたっている所。そして「ウェブの進化」と「デジタル音楽」との関係性です。

「ミュージシャンは自身のホームスタジオで、作曲、編曲、録音、アルバムCDを完成させるまで、設備やソフトウェア全額込みでたいてい五千ドルもかけずにすべて行える。(中略)まさに誰でも自分のCDを作れるということ。」

この様にDTMソフトが使用出来れば、ある程度の高音質な楽曲を自主制作する事が出来ます。これはウェブがもたらすチープ革命の影響といえるのではないでしょうか。音楽はウェブの影響をもろに受け、さらにデジタル音楽配信も定着しつつある。

iTMSやmF247のサービス開始。着うた配信システムの確立など、音楽を必要な人に届けるダイレクトな仕組みがもっと確立されれば、音楽の方向もさらに変わっていくのではないかと思います。

そんなデジタル音楽の行方を今後とも見守っていきたいと思います。


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