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2006年11月25日



メジャーアーティストの聴き放題の音楽配信サービスといえばNapsterやMySpaceが有名ですが、フルで試聴できてプレイリストを作成できる合法ネットラジオサービスの「finetune」はすごいです。

無料で好きな楽曲45曲のプレイリストを作成して、フル試聴で聴き放題できるというネットラジオサービスです。

finetuneは、アメリカの著作権管理団体である「SoundExchange」のネットラジオ・ライセンスを基に運営されているとの事。

SoundExchange は、インターネットラジオ局から著作権使用料を徴収するために RIAA (全米レコード協会)が設立した機関です。 SoundExchange

finetuneで楽曲を聴くには、プレイリストを作成する必要があります。プレイリストは、好きなアーティストの曲を3曲まで、合計45曲選ぶことで1セットとなります。

これはネットラジオライセンス規定で、同じアーティストの曲は3曲まで、全部で45曲以上登録しないといけないというきまりがあるためです。

45曲も選ぶのは大変な場合は、途中で「i'm lazy!」というボタンを押せば、残りを自動で45曲までにして選んでくれます。

作成したプレイリストはブログなどに貼り付ける事ができます。

「get here」というリンクをクリックすると、HTMLソースが作成されるので、これをブログのサイドバーやエントリーなどに貼り付けると、いつでも音楽が試聴できます。

とても簡単で便利なサービスなので、洋楽好きの方にはおすすめのサービスです。


◆finetune
http://www.finetune.com/

2006年10月03日


インターネットでストリーミング視聴できる、J-WAVE Brandnew Jが正式放送を開始しました。今までも聞けていましたが、試験放送だったとのことでリニューアルです。仕事場など、さりげなく流しておくのにいいでしょう。 仕事中にもいい音楽を聴きたい、J-WAVE Brandnew J 正式オープン

ネットラジオの「J-WAVE Brandnew J」がリニューアルオープンしました。

現在も聴きながら記事を書いていますが、普通にラジオとしていろんな楽曲が流れています。マイリトルラバーの独占先行オンエアなどもあり、今後とも注目のサービスとなりそうです。

Going My Way」さんのエントリーでも紹介されていましたが、下記URLからでも試聴できます。

その場ですぐにライセンス登録(メールアドレス登録程度)をしてすぐに試聴できます。ブラウザのお気に入りに入れておけば、ずっと音楽が聴けるのでおすすめです。

http://scr.j-wavemusic.com/meta/live.asx


mixiにて「0円で聴き放題の音楽配信サイト」というコミュニティを運営しているのですが、先日「J-WAVE Brandnew J」のスタッフさんから掲載の依頼がありましたので、早速ネットラジオのところに掲載してあります。そちらの方もよろしくお願いします。


J-WAVE Brandnew J
http://www.j-wavemusic.com/index.html

2006年08月04日


Yahoo!ミュージックのサウンドステーションでは、J-Popアーティストの楽曲が、無料で一曲まるごと聴けます。アーティスト特集では、数曲をシャッフルして試聴出来ます。

現在は、倖田來未特集です。
恋のつぼみ、Youなどの人気楽曲がフルで試聴出来ます。

一度再生をクリックすれば、ラジオとして次々と楽曲が流れるので、mixiなど他のサイトを見ながら音楽が聴けるので大変便利です。ぜひ一度お試しあれ。


Yahoo!ミュージックのサウンドステーション
http://station.music.yahoo.co.jp/

2006年08月01日


シリコンバレーのIT起業家の多くと同じように、Westergren氏もスタンフォード大学で学んだ。2005年にリリースされ、音楽市場調査会社のNielsen SoundScanに登録された新作CDは2万7000タイトルに及ぶが、そのうち売上高を計上したものは約5000タイトルにすぎない。そこで、Westergren氏は音楽の世界における中流階級的存在とでも呼ぶべき、なかなか光の当たらない楽曲を人々に紹介する方法を見つけなくてはならないという思いに駆られた。


Pandoraが商用サービスとして目指しているのは、それぞれの楽曲について、構成やベースライン、リズムなど400もの属性を分析し、体系化することだ。分析された楽曲やミュージシャンは分類され、ラテン、ジャズ、カントリー、ロック、ゴスペルといったジャンルの垣根を越えて「同類の音楽」を見つけることも可能となる。

ネットラジオサービスのPandora、「音楽の発見」を支援してファンが急増
http://japan.cnet.com/special/media/story/0,2000056936,20177967,00.htm


何曲も通して聴きたい場合や、ジャンルごとに新しい音楽との出会いを楽しみたい方にはぜひおすすめです。ちなみに会員登録は無料で、登録をしなければ、最初は数曲しか試聴出来ません。

アメリカのサービスで、洋楽中心ですが、この様なサービスが日本で開始されれば、ヒットチャート以外の、新しい音楽との出会いがもっと増えるんじゃないでしょうか。

今まで出会えなかったアーティストの音楽を、無料で試聴出来るため、埋もれていた名作のプロモーションとして期待出来そうです。


▼Pandora Internet Radio - Find New Music, Listen to Free Web Radio
http://www.pandora.com/

2006年07月31日


パーソナル化できるストリーミングサービスはすでにいくつか存在するが、PandoraではMusic Genome Projectから生まれたテクニックを利用している。同プロジェクトでは30人の音楽の専門家が5年以上の歳月をかけて、1万を超えるアーティストの30万曲以上を分析。アーティストのタイプ、歌詞、メロディ、ハーモニー、リズムなど細部にわたって分類し、楽曲を関連づける独自のルールを編み出した。

音楽の遺伝子を分析したストリーミングサービス「Pandora」
http://journal.mycom.co.jp/news/2005/08/30/101.html


試しにPandoraで「korn」と入れてみると、kornの楽曲に続いて、limpbizkitが流れます。そして、デフトーンズや、パパローチなどの楽曲が次々と配信されていきます。

次の曲を聴きたい場合は、スキップする事が出来ます。また、気に入った楽曲は保存して、後で試聴する事が出来ます。試してみた感じでは、とても使いやすいと感じました。

2006年07月27日


以前のエントリーにて、


これまで新しい音楽を探すには、レコード屋で試聴したり、ツタヤを利用したり、GoogleやiTMS、Amazonで検索するなどの方法がありますが、音楽の好みが近い友達にすすめられて聴いた音楽が一番よかった、という経験は多いのではないでしょうか。(聴き放題のネットラジオ型SNS「Last.fm」が日本進出


という様な記事を掲載しましたが、友達ではなく、プログラムが好みの音楽をすすめてくれるサービスがあります。それが、アメリカで人気の「Pandora」です。


▼Pandora Internet Radio - Find New Music, Listen to Free Web Radio
http://www.pandora.com/



Pandoraでは会員が自分の好きな曲やアーティスト名を入力すると、その特徴を400項目にわたって分析し、同じ特徴を持つ曲を探し出してプレイリストを作成してくれるます。最大で100種類のオンラインラジオ局を作成でき、友人と共有することも可能。

好みの曲を見つけてくれる新音楽サービス「Pandora」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/30/news019.html


Pandoraは、ユーザーが好きな曲や、アーティスト名を入力すると、好みに合ったプレイリストを自動で作成してくれるRadioサービスです。音楽が似ているアーティストの楽曲が次々とかかり続けます。自分専用のラジオ局を最高100局まで作成出来ます。



気に入った曲とそうでもない曲がでてきた場合クリックをして、I like itもしくはI don't like itを選んでおけばそのうち学習するという効果もあるようです。Last FMとこの辺は少し似てるかも。

Going My Way: 自分の好きな音楽が見つかるPandora
http://kengo.preston-net.com/archives/002274.shtml


アメリカでは、ネットの口コミで評判が広まって、オープンから7ヶ月で250万人ものユーザーを獲得。フルで楽曲が試聴出来るうえ、好みのアーティストに出会う事が出来ます。配信している楽曲は主に洋楽で、気に入った楽曲は、リンクからAmazonまたはiTunesにて購入出来ます。

2006年07月26日


英国版Last.fmで一番の特徴だったネットラジオ機能については、秋からのサービス開始を予定しており、現時点では利用できない。ネットラジオ機能は専用ソフトを利用して、ユーザーのオススメリストなどを元に構築されたストリーミングによるラジオ番組を聴取可能な機能。


ネットラジオ機能の提供が遅れる理由について、エンタテイメント事業部 音楽サービス部、郡司部長は「レーベル各社との調整に時間がかかっているため。だが、Excite Music Storeを開始した時よりはスムーズに開始できそう」としている。(エキサイト、音楽コミュニティ「Last.fm」日本語版を開始 −ネットラジオ機能は秋から提供


英語版では、ユーザーが好きな楽曲を無料で楽しめるラジオサービスも展開している。7月25日時点で、日本語版にはこの機能はない。エキサイトは今後レコードレーベルと話し合いをすすめ、秋にもサービスを開始したい考えだ。「必ずしも売れ筋の楽曲が全部そろうわけではないが、Excite Music Storeを開始した時に比べれば、サービスへのハードルは低くなっている」と自信を見せた。 (“最後のFM局”Last.fmがついに日本上陸--ラジオサービスは秋開始に


日本でのメジャーアーティストの聞き放題サービスは、Yahoo!サウンドステーションなど、いくつかサービスがあります。iTMSが日本で開始された時もそうでしたが、日本の音楽業界の構造上、簡単には楽曲が揃わないのかも。

楽曲のプロモーションにもなるので、参加するアーティストやレコード会社に期待。特に大手レコード会社・レーベルの動きに注目しています。

2006年07月25日


Last.fmの日本版がサービスを開始しました。
エキサイトのサイトからも登録出来ます。

こちらの説明がわかりやすいので、こちらを参考にして下さい。

ちなみにラジオサービスは秋開始予定との事。レーベル各社との調整に時間がかかっているとの事。音楽が聴けないので、今はmixiミュージックの様な感じになっています。
正式に楽しめるのはまだ先ですね。


ラストエフエム × エキサイト
http://www.excite.co.jp/lastfm/

Last.fm 日本版
http://jp.last.fm/

2006年07月22日


▼きっかけはレーベルの悩みを解決する事

Last.fmの最高執行責任者である、Martin Stiksel氏のインタビュー記事です。
Last.fmを立ち上げたきっかけについてこう答えています。


Last.fmという形になる前は、もともと2つのプロジェクトでした。ひとつは、レコードレーベル側の悩みを解決するためのプロジェクト。レーベルは、みんなが知らない新人アーティストをどうやったらプロモーションできるか、悩んでいるんです。いくら良い音楽を作るアーティストでも、それを聞きたい人に届かなければ売れません。 (日本の音楽業界を変えるか--Last.fmが日本進出


▼アーティストのプロモーションの場として

Last.fmでは許諾の取れた楽曲はフルコーラスで、そうでない楽曲は30秒の試聴が可能になっており、ユーザーは許諾の取れた楽曲を組み合わせることでオリジナルのインターネットラジオ局を作ることも可能だ。Last.fmで1日に再生される楽曲数は1,000万曲にも上り、こうした自動的に音楽を推薦しあうLast.fmの仕組みは、「アーティストにとって楽曲のプロモーションという観点からも魅力がある」。 (「新たな音楽との出会いの場を」Last.fmのCOOが日本展開に向けて来日


▼音楽業界を変えるか

本家Last FMのイギリスと、日本の音楽産業構造は微妙に違う。 イギリスは小規模のインデペンデントレーベルが、「星の数ほど」ある。 大手レーベルも、その様なインデペンデントレーベルとうまーくやりながら、 アーティスト・楽曲の発掘を行っている。また、市場も本土だけでは金にならないので、 グローバルにマーケットを展開する様ビジネス設計されている。 (Last FMという音楽専門SNSが日本で成功するために)


「音楽業界を変える」ということについて、こちらのブログでも取り上げられていました。

個人的にはMySpace、Last.fm、Pandora、Yahoo!サウンドステーションなどの聴き放題サイトや、ソーシャルネットワーキングサイトに注目しています。

日本ではCDが売れていない事に関しては、楽曲の同質化や、テレビのタイアップ楽曲でなければ売れないサイクル、レンタルCDの利用、すぐにベスト版が出るリリースの仕組み、CCCDの使いにくさなど、いろんな媒体で様々な議論がされています。

CDが売れないというよりも、ヒットチャートを追いかける事から、自分好みの楽曲を探す方向へシフトしている様な気がします。

音楽ニーズはますます細分化されていて、Googleの登場で好きな音楽配信サイトから好みのアーティストを見つける事が出来る。

Googleはコンテンツを検索するのに適した検索エンジンの仕組みになっているので、MySpace、Last.fm、Amazon、音楽配信サイト、音楽情報サイトを簡単に検索する事が出来ます。

そして、iTMSや音楽配信サイトの登場で、楽曲単位で購入出来る様になり、試聴して好きな音楽だけを買い集める事が出来ます。

Yahoo!サウンドステーション、iTMS、MySpace、YouTube、GyaO、mF247など無料で音楽を聴いたり、ダウンロード出来るサイトも続々と登場しています。

CDというパッケージ商品が、流通の主だった頃に比べれば、デジタル音楽配信、着うたなどの流通経路が拡大しているため、流通経路が増えた事による影響もあると思います。

今回のLast.fmの日本進出や、MySpace、Amazon、pandoraなど、音楽を必要な人にダイレクトに届ける仕組みが、日本でもっと確立されれば、音楽の方向もさらに変わっていくのではないかと思います。

例えば、日本ではYahoo!のポータルサービス利用者が多いため、レコード会社がプロモーションに利用している、サウンドステーション。MySpaceの様なFLASHで聴き放題のソーシャルネットワーキングサイト。Last.fmの様なプレイリスト共有システム。好みの音楽が続けて試聴出来るサービスを提供するPandoraなどの行方に注目しています。

アーティストの音楽を本当に必要としてくれる人に、ダイレクトに届ける。そんな新しいサービスの登場を、今後とも期待したいと思います。

2006年07月18日


これまで新しい音楽を探すには、レコード屋で試聴したり、ツタヤを利用したり、GoogleやiTMS、Amazonで検索するなどの方法がありますが、音楽の好みが近い友達にすすめられて聴いた音楽が一番よかった、という経験は多いのではないでしょうか。

そんな中、イギリスで人気のソーシャルネットワーキングサイトである「Last.fm」が日本に進出するとの動きがあります。


日本進出は、同社の海外展開第1弾。エキサイトと提携して7月中旬から始める。日本には音楽ファンが多く、音楽プロダクションがたくさんある。埋もれているすばらしい楽曲も多いと、日本市場に期待をかける。4700万曲以上の英語版データに、日本語楽曲を加えていく。エキサイトのIDで利用できるようにするほか、国内のISPなどにシステムやAPIを提供する。
“俺ラジオ”作れる「Last.fm」が日本進出


Last.fmは、楽曲再生リストを中心にしたソーシャルネットワーキングサイトで、ユーザーは約200万人。専用アプリケーションで自分が再生した楽曲リストをネット上に送信・共有出来ます。

Last.fmの語源は「音楽好きが最後に行き着くFMステーション」という意味との事。文字通り、音楽好きへのアプローチが他のサイトとは少し違います。

mixiが「mixiミュージック」というサービスを開始しており、こちらはiTunesで再生した楽曲情報を登録していく仕組み。しかし、どちらかというと友達探しを活性化させるサービスの一つという位置づけの様です。

その他にも「音ログ」などのサービスもありますが、Last.fmの特徴は、音楽の好みが近いユーザーと友達になれて、音楽を教え合う事で仲良くなれるなど、音楽専門のSNSというアプローチです。

例えば、Last.fmでは宇多田ヒカルの曲を聴いている人が、他にどんなアーティストの曲を聴いているかというリストが表示されます。好みが近い友達のプレイリストを共有する事で、新しく好きな音楽に出会う事が出来ます。

つまり、ファン達と音楽を共有し、情報交換する事で仲良くなれ、いつでも新しい音楽に出会える。普段では出会えない、好みの近い人達と知識を深め合う。そんな音楽でつながるソーシャルネットワーキングサービスです。





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