支持されるサイトの基本的な考え方は、各検索エンジンともほぼ同じだが、その重みの置き方やスパム対策に多少のズレがある。
YST のリンク効果についての検証
これはYahoo! Japanにて掲載されていたニュース記事です。日本では Yahoo!の検索エンジン利用のシェアが64.5%あるそうです。
ここ数か月間、Yahoo!の検索結果の表示順位が不安定であるという声が多いようで、あるキーワードで検索すると3位に表示されていたページが、2週間ほど100位以下になり、翌週また3位に戻るといった現状がよく観察されているとの事。
そういわれてみれば、僕が運営しているいくつかのサイトも同じ経験をしてます(笑)
サイト運営者にとってみれば、毎日のアクセスが不安定になるのは気になるところ。そこでYahoo! Searchについての特徴をまとめてみました。
●YST は、Google に比べ被リンクの数に重きをおいていない。
●優良なリンク(大手ポータルサイト等)からの被リンクには非常に大きな比重を置いている。
●その中の最優良ポータルは Yahoo!と位置付けているため、Yahoo!のディレクトリ登録は必須。
●関連性が強いところにだけリンクを張ったサイトからリンクをもらったほうがよい。
●YST は「渡すリンク」「もらうリンク」も評価対象に見ている。リンクをもらうサイトの「渡すリンク」、つまり被リンクサイトのアウトバウンドリンクも見ている。
●関係性の薄いサイトが、相互リンクを張り合う「スパムリンク」からリンクをもらうと、結果としてリンク効果を下げてしまう。
●作為的な相互リンク型のスパムリンクを受けることは、YST の結果には悪影響がある。
総合的にみれば、YSTでは相互リンクの量ではなく、質を重視しているようです。優良とされるサイトとの相互リンクや、関連性の高いサイトとの相互リンクが重要のようです。
最近はGoogleでも相互リンクの数を増やせばいいわけではなく、関連性の高い良質サイトとの相互リンクの数を重視しているようです。
リンク集はカテゴリ別に整理して、1ページに100以上のリンクを掲載しているページをなくす工夫が必要のようです。
スパムに関しては、ランダムで相互リンクしているサイトはスパムとみられてしまう特徴があります。音楽配信なら音楽配信に関連したページランクの高いサイトからの相互リンクが重要になります。
検索技術が向上するにつれ「内容の良いコンテンツを作る事がアクセスアップにつながる」と考えるだけでは不十分であり、基本的なSEOに沿ったサイト作りが必要のようです。
【SEOツールまとめ】
◆キーワードアドバイスツール
http://inventory.overture.com/d/searchinventory/suggestion/?mkt=jp
キーワードの検索回数を表示してくれるSEO定番ツール
◆キーワード出現頻度解析
http://www.searchengineoptimization.jp/tools/keyword_density_analyzer.html
テキストマッチやキーワード出現頻度をオンラインから簡単に計測することができます。
◆ページ内リンク数チェックツール
http://www.su-jine.com/sujine_seo_included_links.php
指定したページにどれだけリンクを張っているかチェックするツールです。
◆Google / Yahoo / MSN 順位検索ツール
http://dw230.bglb.jp/rank/
三大検索エンジン グーグル ヤフー MSN から100件同時検索して自サイトの順位を表示します。