トップページ > 記事

音楽の無料化と著作権について

2008年04月09日



L'Arc-en-Cielやスピッツなどの有力アーティスト楽曲を管理する音楽著作権管理事業者、ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)と、動画共有サイト「YouTube」を運営するGoogleは3月27日、JRC管理楽曲の著作権について、YouTubeでの利用について包括利用許諾契約を結んだと発表した。JRC管理楽曲をユーザーが演奏し、YouTubeにアップロードして公開できるようになる。音楽著作権管理事業者によるYouTubeへの包括利用許諾は国内初。


YouTubeに初の音楽著作権包括許諾・JRC スピッツやラルクもOK

先日、L'Arc-en-Cielやスピッツ、ミスチルなどの有力アーティスト楽曲を管理するJRCが、YouTubeと著作権の包括利用許諾契約を結んだそうです。

これはどういうことかというと、ミスチルなどの楽曲を自分で演奏してYouTubeに公開することが合法的にできるようになる。という物です。

YouTubeで海外のアーティストの楽曲で検索すると、いろんな人がコピーしてやってますね。

これにはアーティストも喜んでいるそうです。

自分たちの楽曲自体はダメだけど、コピーならいいよって事ですね。これは、おもしろい流れになりましたね。

それから先日、著作権に関する質問メッセージをいただいたので、いろいろ調べてみたのですが、海外の動画共有サイトのPV動画を掲載して、広告料をもらっているサイトが多い事に驚きました。

個人的には音楽をやっていた事もあって、許可されていない他人の楽曲を自分のサイトに掲載するのはおかしいと思っています。

アーティストのPV動画を直接掲載し、特化したまとめサイトが増えるのは、なんとも言えない気持ちになります。

確かに、もともと商品にはお試しがあって、気に入ったら購入するというのが普通です。物が溢れている時代の流れを考えると、当然のニーズかもしれません。

音楽だって同じで溢れている。なら無料で試聴して購入するといった流れが、ユーザーには優しい方法だと考えています。

無料配信が進む音楽ですが、個人的にはまず試聴してもらって、音楽が気に入ったら購入したり、ライブに行くなどのアクションをおこしてもらう。こうした効果が期待できると考えて、0円で試聴できるサイト集などのコミュニティを運営していますが、これもアーティストあっての事だと考えています。

なので、まずアーティストと出会えること。そして試聴してからライブに足を運んでもらいたいという願いで運営しています。アーティストの不利益にならない様に注意しながら。とても難しい作業ですが、試行錯誤しながらやっていきたいと考えています。

 
   0円で聴き放題の音楽試聴サイト特集   YouTube -無料動画共有サイト-


スポンサードリンク

 


Copyright (C) 2006 ウェブ音 - 無料試聴ニュース All Rights Reserved.

ウェブ音 記事検索


Google