PC向け音楽配信、売上が310億円で前年の42.1%増で躍進!
2007年08月09日
ゲームや音楽などの国内デジタルコンテンツ市場は、07年に初めて3兆円を超える見通し。PCや携帯向けの直接配信が3割超に達し、成長を支える構図だ。
国内デジタルコンテンツ市場、3兆円突破へ
財団法人デジタルコンテンツ協会が国内デジタルコンテンツ市場規模調査を発表しました。調査は映像、音楽、ゲーム、「図書、画像・テキスト」の4分野についてです。
2006年の市場規模は2兆7699億円で、これは昨年から8.3%の拡大になりますね。
なんでもパッケージソフトが縮小傾向にあるそうで、PCや携帯電話向けの配信の拡大が、デジタルコンテンツ市場を牽引しているようです。
分野別の割合では、音楽が28.3%(7828億円)を占め最多だが、映像、ゲーム、「図書、画像・テキスト」ともそれぞれ割合が同程度になってきている。
PC向けの音楽配信をみてみると、310億円で前年の42.1%増になってます。それに対して、携帯電話向けは着メロ市場の縮小で、全体としては0.5%減の1602億円になっています。
モバイルコンテンツについてはモバイルコンテンツ関連市場は約1兆円にという記事によると、
「着メロ系市場」が対前年比80%の843億円と大きく落ち込んだ。一方、「着うたフル市場」は対前年比239%の237億円、「着うた市場」は対前年比113%の522億円と躍進、音楽コンテンツ分野が着メロ系から着うた系にシフトしていることがうかがえる。
ますます着うたフル市場が拡大しそうですね。そういえば、ミュージックステーションなどの音楽番組でも、着うた紹介のコーナーが出てきました。
モバイルのコンテンツ分野では、モバイル動画配信、動画共有サイトなどに注目が集まりそうです。携帯で撮影した動画をすぐ投稿できるなど、全国の花火やら観光名所やらが見れたりして、地域別の生活シーンの動画が増えそうですね。
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