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有料音楽配信売り上げがCDシングルを抜く

2007年02月24日



国内有料音楽配信の売り上げ額が、2006年は前年比56%増の534億7800万円になり、同年のCDシングルの生産実績を上回ったことが分かった。 06年の有料音楽配信売り上げ、CDシングル抜く


日本レコード協会が、2006年10-12月期の国内有料音楽配信の売り上げ実績を発表しました。

売上総額は前年から44%増の約150億円。

06年通年は56%増の534億円で、なんとシングルCD生産額の508億円を抜いたそうです!

音楽配信市場の9割以上を占める携帯電話向けでは、「着うたフル」が06年は前年から150%増と利用が急増したみたいです。

着うたフルは音質が良くないのであまり利用しませんが、友達と会話中に携帯電話をいじって購入したりできるので、衝動買いには便利かもしれません。

音楽ソフト自体の昨年の合計生産額は前年3%減の4084億円で、8年連続減少しているとの事。

そんな中で有料音楽配信を加えると総売上金額は前年比1・2%増で、下降を続けてきた音楽市場が配信によって活性化されてるんですね〜。

でもまだ着うたフルがほとんどで、パソコン向けの音楽配信はこれからという感じみたいです。

実店舗を見てみると、ツタヤやゲオなどでシングルはよくレンタルされてて、最新のランキング・トップ10はほぼ貸し出し中です。

シングルはツタヤとかでレンタルする感じで、売り上げは最初だけ?というイメージです。

お店のランキングに入らなければ、端っこに並べられてあまり目に触れる機会がない状況の様です。さらに数も少ない。

レンタルもそうですがタワーレコードなど新作の販売も、最初に店に並ぶランキング(オリコンデータなど)が重要という感じですね。

着うたフルが人気という事ですが、音質よりも利便性が勝ってしまっているんですね。

サビだけでもいいから、手軽に聴きたいという時にすぐにダウンロードできて、支払いも楽。

着うたフルはまだわかるけど、サビの部分だけダウンロードできる着うたは、サビだけでいいというまさに「音楽のいいとこどり」という感じがします。

自分は車で音楽を聴くのが好きなので、長い曲も聴くのですが、サビだけでいいという感覚が浸透するとシングルCDの役割も少なくなってしまうのかな〜と考えていました。

個人的にはツタヤでよくCDシングルをレンタルしています。そしてJ-POPオムニバスを作るのが好きです。車でみんなに受けがいいから(笑)

個人的に楽しむのはもっぱら洋楽中心になります・・。しかもレンタルできない作品が多いので買います。

パソコンの音楽配信サイトはダウンロードできる曲が限られているので、ツタヤの様にJ-POPをまとめてレンタルしてオムニバスを作る事ができません。これは不便。

ツタヤでシングルをまとめてレンタルしてオムニバスを作るみたいに、パソコンの音楽配信でもっと簡単にまとめてダウンロード出来る様にしてもらいたいです。

もっと手軽に音楽を。

着うたの人気がユーザーニーズの大きなヒントになると考えればおもしろいです。

 
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