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オリコンがPC向け音楽配信を終了、アフィリエイト広告に移行

2006年11月01日



オリコンは11月1日、PC向け音楽配信事業から撤退すると発表した。販売が不振で、月2500万円の営業赤字を出しているため、同業他社のサービスへユーザーを誘導するアフィリエイト広告事業に移行する。 「ORICON STYLE」がPC向け音楽配信を終了--アフィリエイト広告へ移行

オリコンでは、音楽ディストリビューション事業として、PC向け音楽配信サービスを展開してきましたが、月に約2,500万円の営業利益ベースで赤字を計上していたそうです。

NapsterやHMVらが音楽配信サービスを開始し、iTMSなど競合が多い状況を考えても、黒字化までに相当の時間が必要と判断。サービスを終了することになりました。

今後はアフィリエイト広告型に移行し、他の音楽配信事業者へのリンク広告が張られる形になりそうです。

アフィリエイト広告への移行後も、ランキングコンテンツから容易に楽曲を購入できる利便性は損なわないという。また移行を機に主要な音楽配信形式すべてにアフィリエイト対応するなど、柔軟にサービス展開を行うとしている。

ウェブ音でも紹介してきましたが、オリコンではランキング&ニュースサイトの「ORICON CONFIDENCE」や、ブログサービスの「オリコンブログ」が好調のようです。

とはいえ、オリコンといえばランキングや統計ニュースが魅力で頻繁にアクセスしていましたが、音楽配信サービスを利用して楽曲を購入しようというイメージはあまりなかったかもしれません。

邦楽の音楽配信といえばここ!洋楽の音楽配信といえばここ!携帯オーディオプレイヤーはここ!という様にユーザーは目的に合わせてベストなサービスを1つ選択していくので、同じ曲数だったり、プレイヤーが対応していなければ利用しない傾向があるのでは。

ちなみに、音楽配信サイトのアフィリエイト広告は皆さんのブログでも掲載できます。

例えば「Liste Japan」「iTMS」など各音楽配信サイトの広告を掲載して、皆さんのブログの広告からユーザー会員になってもらったり、楽曲の購入があれば、報酬がもらえる仕組みになります。

ただし、報酬は低く設定されているため、手間をかけて楽曲ごとに広告を掲載しても、個人では収益が見合わないかもしれません。

ですがブログのデザインのワンポイントとして、バナーを掲載してみるのもいいかもしれませんね。

 
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