定額制聴き放題のナップスターは音楽配信のロングテール
2006年10月16日
サービスの概要は既報の記事をお読みいただければ大体は理解できるだろう。それを踏まえたうえで、記者発表やプレスリリースではわからない、実際の使い勝手や今後の予測をしていきたい。(津田大介)「聴き放題」のナップスターは音楽配信のロングテール【コラム】
これはナップスターとタワーレコードが共同で開始した定額制の音楽配信サービスについての記事です。
ナップスターではレコード会社が多数参加しているという事で注目を集めましたが、楽曲数は洋楽151万曲、邦楽9万曲で邦楽が圧倒的に少ないようです。
またアラカルトという楽曲販売サービスでは、いわゆるJ-POPといわれるヒットチャートの常連にいるようなアーティストはほとんど聴く事ができません。
とはいえ、まだ開始されたばかり。いろいろな変化があるのは間違いないので、今後の楽曲カタログの追加に期待したいところです。
日本レコード協会が発表する生産統計を見る限り、CDの総生産金額は昨年あたりから下げ止まり傾向が出ている。今年は8年ぶりに回復する可能性も高い。
レコード会社にとってはCDパッケージ売上げの下げ止まりがうれしい材料だと思いますが、小規模小売店にとってはいまだに厳しい状況が続いているようです。
記事でも語られているように、確かに今後はタワーレコードやHMVのような大型店、TSUTAYAのようなレンタル&販売サービス、アマゾンのロングテール通販店の寡占状況が進みそうですね。
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