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JASRACなど日本23社の要請を受け、YouTubeが動画3万件を削除

2006年10月26日



民放テレビ局やNHK、JASRACなど23団体は10月20日、各団体が権利を持つ動画をYouTubeから削除するよう要請し、YouTubeが計2万9549ファイルを削除したと発表した。 YouTubeが動画3万件を削除 日本のテレビ局やJASRACが要請

日本の民放テレビ局やNHK、日本音楽著作権協会(JASRAC)など23団体はYouTubeから各社が著作権を持つ動画を削除するよう要請し、YouTubeが計2万9549ファイルを削除したと発表しました。

23団体は、日本放送協会(NHK)、日本民間放送連盟、日本テレビ放送網、東京放送、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京、テレビ神奈川、朝日放送、讀賣テレビ放送、東海テレビ放送、衛星放送協会、スペースシャワーネットワーク、放送大学学園、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、実演家著作隣接権センター(CPRA)、日本レコード協会(RIAJ)、日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本映画製作者連盟、日本映像ソフト協会(JVA)、日本動画協会、全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)、ヤフー。

今回のように3万件のビデオ削除はYouTube史上初めてで、日本の著作権団体はYouTubeの人気やアクセスを利用するよりも、新たに排除していく姿勢を打ち出したようです。

アメリカなどでは、無料で利用されたコンテンツは、なんらかの形で視聴者が関連作品を購入するというようにメリットも多いため、断固否定という姿勢ではありません。

さらに一部のコンテンツ提供事業者は、YouTubeの様なアクセスが集まるサイトには、作品のプロモーションとしてコンテンツを配信するケースもあります。

そんな柔軟な姿勢がクリエイターの創造を後押ししているのかもしれません。

日本は著作権ではすでに取り残されている感があり、今後のWebの普及でますます差が生じるのでは。

動画共有サイト「YouTube」のユニークユーザー数が、米国で初めて減少し、日本でも横ばいとなった。YouTubeの利用者、米で急減 日本でも横ばいに

ITmediaのYouTube関連記事によると、一時のブームが終わってYouTubeの日本からのアクセス数が落ち着いてきたそうなので、この件でさらに減少する可能性もありますね。

 
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