2010年に英国ではネット広告がTV広告を追い抜く?
2006年10月14日
急成長するインターネット広告が,他メディアの広告市場をすごい勢いで侵食している。インターネット先進国では,インターネット広告売上が他メディアの広告売上を次々と抜き去り始めている。 オンライン広告がTV広告を追い抜く日
メディア・パブによれば、電通の調査では昨年の日本のインターネット広告費は2800億円。
2004年にインターネット広告費がラジオ広告費を上回ったとの事。
今年は4000億円近くに跳ね上がる見込みで雑誌広告費と並ぶという。
1兆円前後の新聞広告費に追いつくのは,3年後あたりで、2兆円規模のTV広告はまだ射程距離に入っていない状態。
ただし、TV広告市場は減速する可能性も高く、2010年以降はインターネット広告がトップを走っている可能性もあるという。
海外では英国のネット広告の成長がすさまじく、今年は新聞広告費に追いつく勢いで、2010年にもTV広告に追いつくという。
このままネットの利用者が増加していけば、広告費も増加していくと思われます。ネットでは検索連動型広告という関連性の高い広告が表示されるため、テレビCMよりは直接的な消費行動につながるといわれています。
ただ、新商品はテレビCMで知る事も多いため、記憶が残っていればショッピングの際に購入につながります。
両者とも利点があるため、世界的に見てもしばらくはテレビ広告とネット広告の競争が続きそうです。
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