音楽配信の新しい形、定額制音楽サービスって何?
2006年09月25日
日本版Napsterへの楽曲提供会社が発表された。予想以上に多いその数は、このサービスの普及を感じさせる。しかし定額制音楽サービスによって、人と音楽の関係も変わることを忘れてはならないだろう。 定額制音楽サービスはアリか
この記事によれば、Napsterは260社という提供会社で、開始から150万曲のラインアップをそろえるというのは、国内でも最大級のサービスとなることを予感させるという。
音楽配信ビジネスの最大手であるAppleのiTunes Music Storeは、現在200万曲以上をそろえている。
Napsterがこれだけの楽曲をそろえられたのは、iTMSが外資系音楽配信サービスという道を切り開いた後であるという点は大きかったと指摘。
アメリカで生まれた定額制楽曲ダウンロードサービスが、日本で定着できるのかを探る記事となっています。
日本でiTMSが当たったのは、もちろん楽曲の品ぞろえと価格、聴く時間が自由になるという、現代の音楽リスニングにはごく当たり前であり、かつ必須の販売形態であったのである。
iTMSの成功の影響などもあり、カカクコムなどでPC用スピーカーのランキングでも上位にランクされるなど、PCで音楽を聴く事が少しずつ定着している兆しがあるようです。
そんな中、開始されるNapsterの定額制楽曲ダウンロードサービスは、インターネットラジオとダウンロード楽曲販売の、中間に位置する販売形式と理解できるようです。
ポイントは、ネットラジオではできない好きなアーティストの楽曲のみを聴くことができる点。そして料金コースをアップグレードすれば、ダウンロードした楽曲をポータブルプレーヤーに移すこともできる点ですね。
「音楽の長期リースに近いイメージ」
ただし定額制楽曲ダウンロードサービスの場合は、お金を払わなくなれば再生できません。つまりお金を払い続ける限り、入手できる音楽情報も無限大というサービスのようです。
テクノロジーが進化すればする程無料に近づくとされるウェブ上で、こうした課金サービスは注目されるビジネスモデル。
今や無料音楽配信サイトやサービスが定着している中で、レコード会社が多数参加する定額制サービス。この新たな仕組みがどこまで定着するのか気になるところです。
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