アーティストのトータルブランディングに見るヒットの法則
2006年09月03日
音楽業界が今年はあまりにジャニーズ事務所ひとり勝ちになっていることが心配になる。 GYM「フィーバーとフューチャー」の困ったポップさ
倖田來未というブランドイメージが、本人も含めたスタッフの中に明確にイメージされており、それを一般的にも認知、定着させるための一貫したプランニングを行い実行に移したことが、今日のブレイクにつながったと言える。そしてそれを支えたのはアーティストとスタッフとの揺るぎない信頼関係である。
「倖田來未ブランド」確立への軌跡!
ちょっと前に読んだ記事ですが、ORICON STYLEの記事より。良いか悪いかは別として、今は音楽を広めるにはタイアップが無いと難しいという。
確かにエイベックスやジャニーズ事務所は、アーティストごとにトータルブランディングを行い、懐かしい歌謡曲の様なメロディ、一度聴いたら耳に残る歌いやすいメロディ、これらを駆使して楽曲を制作し、ドラマや大きなイベントのタイアップ(バレーボール大会など)を付け、メディアを最大に活用して見事に宣伝しています。
売り上げ、アンケートや統計情報など、様々な角度から検証して分析する事で、的確にニーズを把握している様に思います。
そしていろんな企画を考えて、話題作りに専念し、流行を生み出すメディアを最大限に活用している。
専用の音楽配信サイトを運営し、着うたも流通に取り入れる。
また最近では異色のコラボレーションが話題になっている。音楽でもCMでも、異色の組み合わせというのが一つのキーワードになっています。
これらのアイデアを織り交ぜて、しっかりとマーチャンダイズ、戦略を練ってCDを発売しています。
音源の制作から宣伝、アーティストのマネージメントのすべてを自社で行っているので、スピーディーなブランディングが可能になるという。
ある意味インディーズレーベル的であり、アパレルメーカー的ですね。
良いか悪いかは別として、日本では「ポップ」と「ブランドイメージ」と「話題性」が重要の様です。
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