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iTMSで音楽を配信する方法

2006年09月04日



MP3プレーヤー所有者のうち、iPodオーナーは49%に上るといいます。

PC向け音楽配信サイトの中で、携帯プレイヤーとの連携というスタイルを確立したiTMS。今回はiTMSに楽曲を登録する方法を簡単にまとめてみました。

なお、権利やお金が関係する事なので、よく検討し、利用の際は自己責任でお願い致します。

iTMSで楽曲を配信する場合は、2つの方法があります。

まず1つ目は、iTunesレーベル&ミュージックマーケッティングにて、アーティスト&レーベル登録の窓口があり、 「オンライン申込書に」から申請する方法です。

個人での申請も受け付けていますが、今のところは登録の混雑をさけるため、 レーベルなどを運営されている方を対象にしているようです。個人で申請した場合は、 次に紹介するアグリゲーターを通して下さいと連絡がくるとの事なので、アグリゲーターを検討してみましょう。

2つ目は、アグリゲーター(仲介業者)を通して登録するという方法です。こちらを利用すれば、アーティスト単位で申し込みが可能です。

アグリゲーターというのはiTMSにおける楽曲販売と使用料の管理、分配を行なっている仲介業者です。

日本のiTMSのアグリゲーターは今のところ数社。「ライツスケール」「ライエイド・レコーズ」が有名です。

日本第1号のアップル公認アグリゲーターであるライツスケールはBONNIE PINKなどの楽曲をアメリカのiTMSで発売した経緯があるとの事。

プライエイド・レコーズは、権利がクリアでISRC/JANコードが取得できるならば、個人でも契約できます。

ISRCとは、レコーディングの識別に利用される国際管理コード。楽曲の権利を明確にするときに用いられます。

SRCは音源制作者が付ける事になっているため、本人が申請する必要がありますので、 まずはご自身でISRCコードを取得する必要があります。

このiTMSで曲を配信するための条件であるISRCは「社団法人 日本レコード協会」で申請できます。


ISRCコードについて
http://isrcdb.jmd.ne.jp/

ISRCの概要
http://www.riaj.or.jp/all_info/isrc/index.html


それでは簡単に手順を紹介します。まずISRC取得に必要な手数料を振り込みます。一曲につき数百円程度です。

入金が確認されたらISRCコードはメールにて送られて来ます。

アグリゲーターによって違うと思いますが、 安いところではiTMSにて楽曲を配信する際の初期費用は数百円程度、維持費は無料との事。

楽曲がダウンロードされた際に、アグリゲーターやiTMSから手数料が引かれます。


■参考リンク

JANコードについて
http://www.dsri.jp/company/jan/index.htm

JASRAC
http://www.jasrac.or.jp/


インディーズレーベルでのデビューのプロモーションということで考えれば、 これほど効果的なものはないかもしれない。iTMSのトップサイトのど真ん中に大きく表示され、 膨大な人がダウンロードして聞いてくれるはずなのだから。


iTMS専用マスタリングでデビューするROCK 'A' TRENCHより

この様にプロモーションや流通面で魅力的なiTMSでの音楽配信。 これを読んでいただいているアーティストの皆さんも、 itunes Music Storeでの楽曲配信を一度検討してみてはいかがでしょうか。

 
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