YouTube、新広告コンセプトを発表 -パリス・ヒルトン氏も登場-
2006年08月24日
CENT JapanによるYouTubeが新しい広告コンセプトを発表したという記事。
ポップシンガーとしても意欲的に活動するセレブ、パリス・ヒルトン氏は新コンセプトに基づく動画のなかで、「YouTubeを見ているみんな、Parisです」と語りかけるという。
これは「参加型動画広告」(Participatory Video Ads:PVA)というもので、ブログやMySpaceにも埋め込むこともできるとの事。
YouTubeの大規模なオンライン広告の実験の1つとして提供されている。
さらにパリス・ヒルトン氏は、YouTubeの2つ目の広告コンセプトである「Brand Channel」にも初めての広告主として登場。
Paris Hilton Page
http://www.youtube.com/parishilton
Brand Channelは、商品を売ることを目的とするページで、スポンサーによる支援を受けるMySpaceのページに若干似ており、MySpaceの広告モデルとして不可欠なサービスだという。
YouTubeは大変な人気を誇っているが、収益性はさほど高くなかった。同サイトはバナー広告やプロモーション、スポンサー付きの動画を一部受け入れてきたが、それ以外のほとんどのコンテンツに広告はなく、この点が多くのユーザーを惹きつけてきた。
YouTube、新しい広告コンセプトを発表--P・ヒルトン氏も登場
この様に、広告システムや、Googleの検索システムの導入などで収益を上げていくMySpaceに対し、あまり広告で収益をあげていなかったYouTube。
今回、新しく広告コンセプトを打ち出した事により、YouTubeユーザーはもちろん、広告収益モデルを模索している、特にWeb2.0的共有系サービス、クチコミサービスを提供する各社からの注目が集まっているのではないでしょうか。
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