YouTube、音楽ビデオの提供目指す
2006年08月17日
「われわれは合法的なコンテンツの利用シナリオに関心があり、それを拡大しようとしている。 われわれとYouTubeが注目しているのは、どうやってアーティストを保護し、 彼らが確実に対価を受け取れるようにしつつ提携するかだ」とWarner Musicのデジタル事業開発上級副社長マイケル・ナッシュ氏は語る。 YouTube、レコード会社と交渉。音楽ビデオの提供目指す
「これまでに作成されたすべてのミュージックビデオをYouTubeに掲載する」を掲げ、YouTubeはレコード会社と話し合いを進めているという。
YouTubeは、主要レコード会社と協力してビジネスモデルを開発しており、ミュージックビデオをコミュニティー機能に組み込み、自分のプロフィールにビデオを登録出来たり、Amazonなどのようにレビューを投稿できるようにする計画との事。またビデオは無料で提供するという。
YouTubeはこれまで、ユーザーがテレビ番組からキャプチャした動画を投稿したことで、多くのトラブルを抱えている。そのため、レコード会社からビジネスモデルへの同意を取り付ける事が重要になる。
記事では、Warner MusicとEMIは、YouTubeとともにビジネスモデルを考案しようとしているとし、Universal MusicやSONY BMGなどほかの大手レコード会社からコメントは得られていないという。
著作権がクリアな映像に注目し、まずは音楽的要素を強めるYouTube。莫大なアクセス数は魅力的でも、著作権違反の問題も抱えるため、広告が出揃わないという声が出ている中、米メジャーレコード会社の動向に注目です。
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