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支持される音楽系ソーシャルネットワーキングサイトとは?

2006年08月26日

 

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が花盛りだ。日本最大のSNS「mixi」を運営する株式会社ミクシィはつい先日上場を発表し、登録会員数は実に600万人を突破した。日本のSNSとしては実質的にmixiの「一人勝ち」状態になっているが、こうしたmixi人気にあやかり、「SNS的機能」を搭載した音楽系のサービスがここにきて多数登場してきている。

【コラム】音楽系SNSにわかブームに見る「音楽への無理解」という記事で津田さんがおっしゃる様に、2005年から2006年にかけて、音楽系のソーシャルネットワーキングサイトが多数登場しています。

インディーズ系音楽配信サイトの場合、アーティストにとってソーシャルネットワーキングサイトは、本当にありがたいシステムであり、音楽が配信できるうえ、リスナーを確保できて、メールも送れる。

うまく活用できれば、大きなプロモーションになります。

しかし、音楽ファンは音楽を「客寄せ」のための一要素としか見ていないサービスを支持することはないだろう

と津田さんもおっしゃる様に、そう簡単にはいかない様で、音楽を配信したいアーティストの連日の参加が目立ちますが、純粋なインディーズリスナーはまだまだ少ない状況の様に思います。

その中でも、エモ、ハードコア、パンク系に特化した「audioleaf」が成長している。アメリカで人気の「Purevolume」の様なエモ系やパンクに特化しています。


登録アーティストの数も増えているが、専門ジャンルに特化していて、音楽好きが集まるという切り口で、
Good 4 Nothing、Easy Gripが所属するKick Rock MUSICなど、パンク系を中心としたインディーズレーベルが多数参加しています。

デザイン、ユーザーインターフェイスにも優れていて、音楽が気軽に聴けるのが特徴。

またサイト内のアーティストの好きな楽曲を、自分のブログなどに自由に掲載出来るブログパーツを提供しており、Web2.0的なマーケティングが可能となる。


今後注目とされるLast.fmに関しては、徐々にネットラジオとしての機能を追加していくとの事なので、本来のサービスが提供されるまでは、mixiミュージックの様に好きなアーティストや楽曲の話題でコミュニケーションをとる事になります。

Web2.0時代の音楽配信サイトは、不特定多数のユーザーが参加して、音楽をアップロードして、コンテンツを形成します。リスナーがコメントを投稿して、そのコメントに誰かが反応して返信する。これらがすべてコンテンツになる。

一見、これらのコンテンツは自動的に形成されていくので魅力的ですが、実際のところ運営していくのは大変のようです。

まずコスト面では、音楽ファイルのため1曲で4MB程度が必要で、サーバー管理のコストがかかる。この点はYouTubeでも話題になりました。

そして収益面では「アクセスは増えたが……“口コミメディア”の悩み」という記事にもある様に、Web2.0的サイトでは、広告収入で運営されているが、クチコミ的サイトほど広告掲載のスポンサーがつきにくいという特徴があります。


SNSやブログ、「勝ち組・負け組」の分かれ目はというITmediaの記事では、mixiやMySpaceは開始当初から音楽関係のオピニオンリーダーとファンが多く集っていた特長があり、今の成功は音楽に関するオピニオンリーダーの存在が大きいという事が書かれています。

音楽配信サイトにおいて大切なのは、「自分達の音楽を少しでも多くの人に届けたいというアーティストの思いと、新しい良質の音楽と出会いたいというリスナーの思い」を、どうやって結びつけるかという事ではないでしょうか。

この難しい状況の中で、コストがかかる大容量サーバーを管理しつつ、アーティストの支援を一番に考え、大多数のアーティスト登録を継続して続けるMuzieや、ウェブの特性を活かし、次々と新しいサービスを提供するmF247に注目が集まるのも無理はない様に思います。

 
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