虚をつかれ、感動したビル・ゲイツ「後半生」の選択
2006年08月25日
まだ五十歳のゲイツが、これから先の長い人生を「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の運営に専念すると決心したことだ。そして第三の驚きは、ゲイツに次ぐ富豪番付世界第二位のウォーレン・バフェットが、自らの財産の大半である三百十億ドル(約三兆六千億円)を、ゲイツ財団に寄付すると発表したことである。私はこれら一連のニュースから鳥肌が立つような感動を味わうとともに、虚をつかれたような思いがした。長年ビル・ゲイツについて考え続けていながら、彼が慈善財団の運営にここまで本気だとは思ってもみなかったからだ。 虚をつかれ、感動したビル・ゲイツ「後半生」の選択
シリコンバレーからの手紙という連載の中で、『ウェブ進化論』の著者である梅田望夫さんがこう語っていました。
米国では成功した起業家たちは、慈善財団を作り、家族がその財団を運営するものだという。成功者が得た莫大な金額は、何らかの形で社会に還元していかなければならない。そこでまず財団を作るという話になるが、上昇志向の強い起業家のほとんどは、財団運営を家族に任せて、あまり熱心ではないという。
ところが、ビル・ゲイツ氏は個人資産が四百億ドル以上といわれているのですが、それもいずれは財団基金に組み込まれるそうです。まだ誰もやったことのないスケールで。
これから生まれる世界中の起業家たちにとっての「後半生における素晴らしいお手本」になってほしいと記事を締めくくっています。
これを読んで、やっている事は違いますが、オードリー・ヘプバーンさんを思い出しました。良い記事だなと感じました。まだ先の話ではありますが、IT引退後のビル・ゲイツ氏の次の活躍に注目したいと思います。
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