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【コラム】 Web2.0時代のバンド活動について (6/6)

2006年08月01日



音楽配信という流通経路が確立され、ダイレクトにリスナーに音楽を届ける事が出来るようになりました。そして、DTMを使用したレコーディングにより、原盤制作費が大幅に軽減される様になりました。

テクノロジーの進化について、著書「デジタル音楽の行方」ではこの様に書かれています。以下はその引用の一部です。


『ミュージシャンは自身のホームスタジオで、作曲、編曲、録音、アルバムCDを完成させるまで、設備やソフトウェア全額込みでたいてい五千ドルもかけずにすべて行える。その品質が、二十五万ドルのレコーディングスタジオでプロによって制作、録音されたCDと同じとはいわないが、一つ確かなことがある。それは、敷居が低くなって、まさに誰でも自分のCDを作れるということ。』 【デジタル音楽の行方】


この様にDTMソフトが使用出来れば、ある程度の高音質な楽曲を自主制作する事が出来ます。DTMを使用したレコーディングによる、原盤制作費用の軽減など、ウェブの進化が音楽にあたえる影響はとても大きいと言えます。

知りたい情報は、Googleで自分から能動的に検索すれば、すぐに手に入れる事が出来ます。 そして公開されているソフト、データなどあらゆる物を活用する事で、アイデア次第ではレコード会社に所属出来なくても、自分達の手で音楽活動を継続していく事が可能になりつつあります。

CDパッケージ、音楽配信、着うたが流通の主流となりつつある今、ウェブを活用しているアーティストと、活用していないアーティストでは差が生じます。

しかし、多くの音楽家が同じ様にホームページで音楽を配信したり、ランキングサイトに参加しています。著書「ウェブ進化論」では、将棋の世界では「高速道路の先には渋滞が起きている」という表現が記載されていましたが、音楽の世界でもこれと同じ事が起きているのではないでしょうか。

そんな中で、成功している音楽家達は常にアンテナを張り巡らし、積極的に情報を収集しながら、自分達の活動にプラスになる仕組みを作り出しています。ただ待っているだけでなく、積極的に行動していくバンドには多くのチャンスがあります。


【公式サイト】

インディーズバンド活動Navigator
http://www.is-terminal.com/

 
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